人通りの多いにぎやかな地域に行くほどLEDビジョンを見かけるようになります。きらびやかな広告や工夫をこらした映像表現を目にする機会にもなっていますが、中には300インチ(660x370cm)を超える1枚パネルも登場しており、複数枚を並列させれば、巨大な一面パネルを構築できます。そんなLEDビジョンを導入するさいには注意すべきポイントがあります。まず屋外と屋内用に2種類があるため、用途に応じて利用しなければなりません。
屋外用は遠くからの視認性を高めるために輝度を上げています。そのため導入を検討する際には必ず屋内設置、屋外設置であるか、設置スペースを決めておきましょう。LEDビジョンを導入するさいにポイントとなっているのが、消費電力です。輝度とディスプレイ、パネルの1枚あたりの大きさによって消費電力が違ってきます。
そのため導入予算に加えて設置工事費用、さらにひと月あたりの消費電力のシミュレーションを忘れないようにしましょう。動作年数も確認しておいてほしいポイントです。LEDビジョンは動作年数を基本にしており、24時間稼働する場合は約4年から5年、12時間だと9年から10年が一般的になります。加えて設置するさいは重量も考慮する必要があります。
パネルサイズや枚数が多くなるほど重量が増すため、震災や台風で落下しないよう強固な設置工事を求められます。LEDビジョンを導入するときは導入場所とスペースと予算をしっかり検討してください。